英検2級と準2級の内容と対策
英検2級と準2級の内容と対策
先日英検の3級に関する記事をかきました。
英検3級は中学校卒業程度のレベルが必要な試験となっており、小学生や中学生が目指すレベルとなっています。
基礎的な部分なんて言われることもあるのですが、さらに上を目指すことができるのが英検の良いところ。
3級の上になると次は英検2級や準2級というレベルになります。
この級に合格をするためにはどれくらいのレベルで、どれくらいの単語数、勉強が必要なのかなかなか分かりにくいものです。
この記事では英検2級と準2級の内容と対策について書いていきます。
どのような内容でどれくらいの勉強が必要なのかが知りたい方は参考にしてください。
グローバル英語学院ではもちろん英検対策を実施しています。
→ 英検3級のレベルと内容を解説!合格率と小学生の対策とは?
英検準2級の内容とレベル
まずは英検準2級の内容と対策について書いていきます。
英検準2級となるとかなり難しくなります。
中学校レベルの英語が最低限理解をしている状態で、日常生活に使う英語を理解し使う審査が求められます。
レベルとしては「高校の中レベル」くらいと表現されることがおおく、英検3級から比較をするとかなり難しくなる傾向にありますのでしっかりと対策をしなければ合格は難しいでしょう。
試験の内容は一次試験は筆記とリスニングの試験となっており、二次試験が面接形式のスピーキングテストの測定技能になります。
一次試験に出てくる英語の状況や場面については日本英語検定協会のホームページに詳しく書かれています。
日常的な家庭、学校、職場、地域(各種店舗・公共施設を含む)、電話、アナウンスが題材となり学校、趣味、旅行、買い物、スポーツ、映画、音楽、食事、天気、 道案内、海外の文化、人物紹介、歴史、教育、科学、自然・環境など多岐にわたる英語の問題が出題をされます。
時間は筆記が75分、リスニングが25分の合計100分間の試験で結果がでます。
次に二次試験の内容です。
二次試験の内容は約6分ほどの面接となります。
音読をしてからそれに関する質問、イラストに関する質問などより日常的な英語の能力を求められるようになり、会話を通じて会話力を求められることになります。
面接委員とすべて英語でコミュニケーションを取ることとなり、面接中のメモや写真撮影、録音などもすべて不可です。
二次試験になるとスピーキング力、リスニング力も求めらえるので英語の4項目のすべてを総合的に評価される試験内容です。
(一部引用:公益財団法人「日本英語検定協会 英検準2級の試験内容」)
英検準2級の対策
英検準2級になると4項目のいずれかが苦手だとなかなか難しいです。
例えば、リスニングが得意でもリーディングが苦手だと英検準2級くらいのレベルになると読めなかったり理解できない可能性があるからです。
単語数は2600~3600語と言われていますのでかなり多い量の単語を理解しておく必要があります。
合格の目安としては総合得点の約65~70%程度は最低でも必要です。
高校の中レベルという表現となると高校1年生~2年生くらいのレベルの問題がでてきます。
そのため、高校の英語を問題なくできる方なら勉強をしっかりとして対策をすればほぼ通るといえます。
ちなみに英検3級を合格していればそこから約400時間の勉強が合格の目安といわれていますので、英検準2級を目指すならばそれくらいの時間とレベル感を理解して臨んでください。
英検2級の内容とレベル
次に英検2級のレベルと内容について書いていきます。
英検2級は準2級よりさらに難しいレベルとなります。
英検2級は社会生活に必要な英語を理解し、または使用することができるかを審査される試験です。
レベルとしては「高校卒業レベル」の英語が求められるので、イメージとしては大学入試のレベルが英検2級のレベルといえます。
問題は一次試験が筆記とリスニング、二次試験が面接形式のスピーキングテストですので準2級と変わらないテスト内容です。
一次試験は筆記85分とリスニング25分なので、準2級よりも10分時間が長くなっています。
試験の題材や話題は準2級と同じような内容となるため多岐にわたる範囲から問題が出題されることになります。
二次試験はオールイングリッシュでの面接形式になり、面接時間は約7分です。
過去の題材としてはオンライン会議、環境にやさしい素材、ペット産業など面接の題材時代も難しいものとなっています。
試験内容も準2級と大きな差はなく音読、音読した内容に関しての質問、イラストに関する質問や受験者の考えも聞かれる内容です。
英検2級は準2級よりも高いレベルとなり大学の入試の望む程度の英語力が求められ単語数としては4000~5000語程度の単語が覚えておく必要があります。
大学入試レベルと聞くとかなり高いイメージになりますが、大学受験の「基礎レベル」、高卒程度のレベルが英検2級のイメージです。
英検2級の合格率は約65~70%程度の正答率が求められる内容です。
英検準2級と2級の内容はそこまで差はありませんが、レベルにはかなり差があり準2級に合格をしている人でも英検2級に合格をするのはかなり難関です。
単語レベルがアップ、リーディング、リスニングで扱われる英文時代の難易度もかなりアップをしています。
準2級に合格をしてからも約800~1000時間程度の勉強が必要だといわれていますので、コツコツ英語レベルと積み上げていく必要がありますね。
大人でも英検2級のレベルにチャレンジする人は多いので、難易度は高いです
英検2級は就職に有利
英検でも3級を持っている人は多いですが、2級レベルになると持っている人は少なくなります。
履歴書などにアピールできるのも英検2級からといわれており、英語に関する基礎的なレベルが身についているという証拠にもなる資格です。
準2級ではなかなか評価をしてもらえませんが、2級となると多少は評価をしてもらえるレベルとなるため、大学生も英語関係、外資系などへ進みたい学生はとりあえず取得をするレベルです。
逆に言えば、英検2級以下は取得をしていたとしても履歴書には書けないレベルということです。
グローバル英語学院は英検対策実施校
グローバル英語学院は英検を実施しています。
今までにも多くの英検対策レッスンをしており
「大学受験に向けて英検取得を希望。1次試験は自信があるが、2次試験に自信がないため長期的に練習をしたい」
「就職へ向けて英検対策をしたい」
などニーズにこたえて英検対策を実施しています。
英検に悩んだらお気軽にお問い合わせください。
西大寺や学園前、生駒、新大宮、木津川の方が多く通っている教室です。
子供はもちろん大人の方もたくさんこらえていますので気軽に体験レッスンへお越しください。